2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

老人支配国家日本の危機

家族構成をベースにするフランスの歴史人口学者。社会批評であり未来予測である。家族の形態を5つに分類。それぞれの文化のバックグラウンドとなる。日本は直系家族。ドイツやフランス南西部と同様。技術の伝承に適し、上位が強く軍事組織には適する。英米…

スピリチュアルズ

心理学や脳科学の文献から、人間の無意識の世界を探求、人格形成の謎にせまる。ビッグファイブに作者独自の視点を加え、8つのポイントを指摘。理想の人間像はわりと答えは出しやすい。性格の形成については遺伝要因が大半で後は社会での影響。幼児教育はほ…

クロカネの道

日本鉄道の父、井上勝の生涯を描く歴史小説。長州ファイブの1員として密航留学。ロンドン大学で工学を学ぶ。伊藤博文や井上馨が政局で帰国したのに反して、学業を修めてからの帰朝。信念は鉄道が日本の国家を統一し、発展を促す。猪突猛進型の性格で衝突は…

美しいものを見に行くツアーひとり参加

40代後半の著者が、海外ツアーに一人参加し、各地を訪問する。オーロラ、クリスマスマーケット、モンサンミッシェル、台湾天燈祭、リオのカーニバル。赤毛のアンと女性好みの目的地。個人では少し難易度の高いところ。効率はいいが時間等に制限が多い。軽…

日米開戦陸軍の勝算

開戦前の陸軍では、「秋丸機関」に気鋭の経済学者を集めて国力を分析。唯一の勝機を西進論に見出す。ドイツと連携しイギリスを経済的に封鎖、降伏に追い込むというプラン。山本五十六に代表される海軍の早期攻勢につぶされたとする。戦後レジュームの中でア…

台北プライベートアイ

台湾版探偵小説。大学教授で脚本家の主人公は、キャリアを投げ打ち台北の下町で探偵稼業を始める。卓越した推理力で仕事をこなすが、連続殺人事件の犯人として逮捕される。かっての崇拝者が彼をはめた企み。推理力と行動力で危機に挑む後半はアウトロー小説…

死の壁

長年東大で解剖学を修めた著者が、死をテーマに語ったものをまとめる。死体の人称から始まり、日本のムラ社会の独自性を鋭くつく。日本人は死によってホトケとなり戒名を与えられ、メンバークラブから脱会する。さすがに鋭い論点。他の社会批判もある意味極…

時間は存在しない

理論物理学者による科学エッセイ。最新物理学の世界では時間も空間も存在しないとのこと。おそらく量子力学、素粒子レベルでの認識。著者自身も自らの生活実感とのギャップについて言及している。前半の相対性理論のところは何とかついていったが、後半はさ…

ファーストコールカンパニー宣言

経営コンサルの指南書。目指す所はタイトル同時、最初に選ばれる会社。高シェアとブランド戦略が重要。特にアフターケア、テクニカルサービスに注力すべき。フィードバックの源泉でもある。自社の方向性は確認できた。成功事例を対談の形で11示しているが…

野口聡一の全仕事術

3度目の宇宙飛行かつ国際ステーションでの長期滞在を終えた著者が、その思いを綴る。スペースシャトル、ソユーズ、クルードラゴンと国籍も所属も異なる媒体での飛行。それだけ国際的に信頼を勝ち得ていることの査証。能力はもちろんだが究極は人間的な魅力…

インパクト投資入門

欧米で先行するインパクト投資。社会問題の解決を目的とする企業に投資する。その一方で利益はしっかりと確保する。対象は農業、環境、ヘルスケア、教育と幅広い。特に発展途上国を助けるものが目立つ。ESG投資よりはより目的領域を明確化している。目的達成…