タイトル通り、BtoBで一般の人が知らない優良企業を紹介。中小だけでなく業界ではよく知られた大手も含む。就活中の学生を意識した内容だが、投資のヒントにもなる。内容は網羅的で掘り下げは浅い。 帝国電機 水ビジネス、医療関係 マニー 手術縫合針 ナブテ…

長編歴史小説。日向高鍋から米沢藩に養子に入った鷹山公が破産寸前の財政を立て直す姿を描く。小藩からの養子の立場を自覚し、アウトローの改革派を組織、守旧派に対抗する。決して急がず、説得と忍従の日々だが、最後は果断な処置に出る。頼みの家老がやが…

インバウンドでもてはやされる観光業の未来について語る共著。山田氏はスイス在住。アルプス山麓の小さな村が世界の観光需要を引きつける事実を説明。日本各地でアドバイスを行う。曰く「感幸地」「一期一会は一語一笑」。その地に住む人々のライフスタイル…

ゾロアスター教の経典である「智慧の書」を巡る物語。現代日本、革命前後のフランス。ムガール帝国のインドと時空を超えて旅をする。それぞれの時代、場所で真理を求める人々が原典を訳し、学ぼうとする。現世では評価されず。個人的には不幸な最期を迎える…

まんがによる入門書 主体的である 終わりを思い描くことから始める 最優先事項を優先する Win-Winを考える まず理解に徹し、そして理解される シナジーを作り出す 刃を研ぐ 素晴らしい一人の人間になること。＝人生の一番の成功

著者は日系二世。黎明期のPCソフトウエア開発で成功。現在は日本の産学の再生に積極的に提言を行う立場。文化の違いを超えるには下記５つの要素が重要。バックボーンとなる教育システムの違いに驚かされる。論旨は非常にロジカルでかつ明快。ともかく積極的…

1980年代の名著であるリーダーシップ論を最新版として出版。秘訣はそれぞれ１分間の目標設定、賞賛、修正。ようはＰＤＣＡのサイクル。大事なのは結果でなく人間。部下のモチベーションを如何に高めるか。誰にでも理解できるように物語り仕立てで平易に書か…

続編。高校２年になったヒロインの初恋と友情を描く。内気ないとはメイド喫茶で働くが、種々のドタバタに巻き込まれる。エースメイドは漫画家を目指して東京へ旅立ち、店長とバツイチメイドはめでたく結婚。津軽民謡の素朴な世界が背景を飾る。軽いタッチで…

著者はNTTぷららの社長を１７年の長期にわたって務める。赤字会社の経営を任されたが、単なるブロバイダーから脱却し、動画配信さらに光TVを立ち上げ、業容を急速に拡大させる。業界特有の先見性と決断力。NTTグループの技術力がそれを支える。業界の壁を越…

人気のテーマパークには魔女と呼ばれるシニア女性がいる。園内のすべてを把握し、従業員のモチベーションにも心を砕く。前半はほのぼの系の人情物語。後半は爆破事件から魔女の謎解きにかかる。亡き夫であるプロデューサーの遺志を継いでパークを立ち上げ、…

著者は産廃業者の２代目。ゴミ屋の娘と呼ばれながら育つ。やんちゃな時代を経て３０歳で社長を引き継ぐ。時は所沢のダイオキシン問題で厳しい時代。逆転の発想で焼却炉を停止。多額の投資で設備を室内化。再生率を上げ利益の出るビジネスモデルを確立する。…

書評集の形を取っているが実際はエッセイ集。自身の体験を面白おかしく小説の内容、主題に対応させる。紹介されるのは純文学系の作品が多い。芥川から太宰にはまった読書遍歴。驚くほどの読書量と文章の巧みさ。もはやお笑いが本職ではなく立派な作家の域で…

兄を亡くした主人公は、暗く孤独な高校生活を送っていたが、体育祭のペアがきっかけでヒロインと恋仲になる。彼女も両親に捨てられた過去をもちながらどこか割り切りさばさばした生き様。別れと再会を経験して、やはり引き合う二人は結婚。最愛の妻が子宮筋…

各界を代表するリーダー５０人、主として経営者が読書遍歴を語り、お勧めの本を５冊推薦する。いずれもすごい読書量。数冊を平行して読む乱読派も目立つ。よく名があがるのが「失敗の本質」「坂野上の雲」そして「上杉鷹山」。その他リーダー論、組織論が中…

講演から要約。最先端の科学事情を基礎から解説。物理、化学、生物、医学、地学、環境の６分野。原発関連で物理に頁を割く。いずれも技術そのものより、社会との関連。開発された技術をいかに人類の役に立てるかにスポットをあてる。平易な解説はさすが。専…

日米開戦秘話。真珠湾攻撃後に手交した文書は、交渉決裂を述べただけで国際条約上宣戦布告と言えずない。奇襲を重視した軍部が故意に発信を遅らしたこと。更にルーズベルトの親電に対する回答を盛り込むため、暗号解読に時間を要したなど、新事実を明らかに…

派遣社員としてディズニーランドに就職した主人公。配属先は美装部で完全な裏方。華やかな世界の裏側で厳しい現実を知ることになる。特に問題は正社員と準社員の意識の差。夢の国を支えているのは実は準社員達のひたむきな努力。着ぐるみ紛失事件を解決し、…

日本におけるパンの社会史を追究。明治時代に洋食とともに入って来たが、本格的な普及は戦後。柔らかい日本的なパンから、近年は本格的なフランスパンが流行。よく知られたブランドが次々登場して楽しい。代表的なのはドンク。米との主食争いについては、過…