2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

国力の方程式

P=(C+E+M) x (S+W)国力=(人口+経済力+軍事力)x(戦略+実行する意思)レイ、クライン(元CIA長官)

占領政策

アメリカの占領政策 3R,5D,3S 日本を骨抜きにし、2度とはむかわない国にする。3R (基本方針) Revenge Reform Revive 5D (重点施策) Disarmament Demillitarization Disindustrialization Decentralization Democratization 3S (補助政策) Sex …

女子の本懐

史上初の女性防衛大臣であった著者の55日間の日記。前任者久間氏の失言から急遽起用され、内閣改造までの短い在任であったが、これまでのネットワークを活かし世界を飛び回り、オンリーワンの政策を目指す。最大の政府機関でありながら意外と知られていない…

書評[白馬山荘殺人事件]

初期の作品。「閉ざされた山荘」もので、兄の自殺に納得のいかない女子大生が1年後同じペンションに集う常連客から、真犯人を割り出す。マザーグースの童謡に託された暗号の解読、密室の謎解きと盛りだくさんの本格推理。充分楽しめるレベルだが洗練度はい…

「私の手は母を殺めるためにあったのか」と男は泣いた。

週間ポストに連載されたルポ。日本各地の事件の現場に出向き、まさに足で稼いだ情報を披露する。知られていない情報が多いのであるが、なんとなく底が浅い気がするのは、「まあそうだろうな」という感覚で真のサプライズがないため。全19編の中での1番は…

犬と私の10の約束

犬好きには外せない一冊。少女と飼い犬の深い絆を描く。母が若くして病死し、淡い想いを抱いた恋人は留学のため海外へ。忙しい医師の父とはなかなか心が通じない。そんな彼女を励まし癒してくれたのは母親が残してくれたゴールデンレトリバーの「ソックス」…

決断力

羽生名人のエッセイ。もちろん主題は将棋に対する自らの姿勢である。好きなスポーツやビジネスに巧みに一般化することで、多くの読者の共感を呼びベストセラーとなった。目次を拾えばビジネス書の格言集の様。若い頃の勢いや鋭さはむしろ影を潜め、老成、円…

名古屋

名古屋駅新幹線から、近鉄までの乗り換え標準時間、実測4分と判明。ただしビジネスバック一つ。階段から1両以内である。22:00過ぎの空いたコンコースでの条件。

Zeal

Zeal without knowledge is fire without light.Zeal = 熱意 Zaelous adj

夜のピクニック

地方の進学校の有名年中行事である「歩行祭」24時間かけて80Kmを踏破するという過酷な伝統であるが、生徒達は恐れながらも楽しみにしている。特に夜になると疲労した肉体から解き放たれるように、各人の悩みや心情が次々と吐露されてくる。ストーリーの…

チームバチスタの栄光

評判の医療ミステリー。大学病院のスターだったバチスタチームで相次ぐ術死。その調査に借り出された愚痴内科の神経科医と型破りの厚生官僚が謎解きに挑む。パッシブとアクティブの事情聴取でそれぞれの関係者の隠された事情と心理面を浮き彫りにする。後半…

ウルトラダラー

北朝鮮のニセドル札を巡るインテリジェンスもの。日本、アメリカ、イギリス、中国の外交と諜報機関が入り乱れる。フィクションではあるが現実に即した題材であるのでその境界はわざとあいまいになっている。多彩な登場人物で楽しませるが、あまりに才気あふ…

ライラの冒険

欧州行きの機内で。評価はB。大作だけにもちろん楽しめるレベル。結末は中途半端で続編待ち。あっ終わってしまったという感想。ハリポタに次ぐシリーズになるのでしょうか。 あちらの少女は可愛いですね。

理系思考

理系白書」の著者。小倉高校の清少納言と呼ばれていた記者がその豊かな感性でつづった毎日新聞の好評コラム。660字では書ききれない部分を補完するエッセイも多少追加された構成。主として科学技術をテーマにしているが、教育、女性差別、さらに政治まで…

ハングリー

外食産業のアウトロー。際コーポレーションの中島社長の自伝。拓殖大の応援団長から金融業へ。バブルの崩壊により借金を抱えながらも、これまでにない中華の店舗展開で時流に乗り、今が春。料理の素人を自認するが、常にプロの料理人と真剣にやりあう中から…

ファイブ

バブル崩壊の不況時、次々バスケの企業チームは閉鎖される。リストラされた30代の選手たちがアイシン精機に集い、見事日本一になるまでのノンフィクション。ポイントガードの佐古選手が中心だが、それぞれのポジションを担う個性豊かな選手たち。シックス…

ボーイズ・ビー

母親を無くした子供と頑固な靴職人の老人との心暖まる交流。純文学というよりはエンタメ系。母親の死を理解できない弟のための対策を練るうちに、お互いなくてはならない存在となっていく。その距離感の縮めていく描写が見事。互いの独白での進行はよくある…

朝鮮半島「核」外交

とかく観念論に陥りがちな朝鮮半島問題を、ジャーナリストらしい分析力で精緻に解説する。経済的な分析から「儒教的共産主義」の北朝鮮は崩壊寸前であるとする。体制維持に死にものぐるいの金正日は決して核軍備をあきらめることは無いと明言。現状の6カ国…