破天荒

企業小説の第一人者の自伝小説。高校中退ながら石油化学新聞に記者として採用され、数々のスクープをものにする。圧倒的な筆力と物おじしない性格を武器にした取材力。取材先の通産省、企業のトップに気に入られ仲介役としても活躍する。若いころの化学業界を題材にした小説はすべて読破している。後半は金融界モノが多くここは手つかず。やや自慢気なところはあるが、これくらい強引でないと名はなせなかっただろうなと納得できる。処女作の小説を掲載。これも名作。

 

破天荒

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