日本人への遺言

対談。硬骨の作家が自らの人生と創作活動を後輩に語る。軍国少年として育ち、特攻予備軍として終戦を迎える。ここでの価値観の転換が後の作品に色濃く出る。経済小説の第一人者として名を残すが、創作の裏話も数々。徹底した取材に支えられた真実への飽くなき探求。対談自体は未完であり、城山氏のチェックは入っていないとのこと。ご冥福を祈りたい。