伊勢神宮と神々の美術

遷宮を記念しての美術展。実はあまり期待せず義務感から見ておくかというつもりで行ったの、前半は予想通り文献や遺物で退屈。後半の奉納される神宝に圧倒される。20年ごとに新造される刀剣、服飾、はまさに日本工芸の最高峰。皇室の財力ひいては権力の象徴という見方もあるだろうが、今回は単純に美しさに感動した。ええもん見せてもらいましたの世界。終盤の神造彫刻は初見のものもあったが、総じて派芸術性より歴史的重要度と言ったところか。

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