フランスが夢見た日本

副題は「陶器に写した北斎、広重」。日本で刊行された花鳥風物をそのまま洋食器に絵付けされた作品集。オルセーの収蔵品から。こちらは表慶館で。実は密かに期待していったのだが、やや外れた印象。特にルソー工房のものは銅版転写による量産品のイメージ。ランベールのものは手書きで、色彩も豊かで美しいが工芸品の域を出ない。むしろ模写されたという事実を楽しむべきなのでしょう。


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