新L型経済

対談の形を取るが、田原氏は聞き手。富山氏の日本の経済対策に関する主張。G(グローバル)型企業は伸びしろが少なく、これからはL(ローカル)型に主軸を置くべし。具体的には地方の中核都市に東京から人口を移動させ、雇用と需要を創出する。生産性の低いサービス産業をDXにより活性化する。この部分は伸びしろが大きく、失われた中産階級の復活にもつながる。企業は旧態依然の日本式経営から脱却、新憲法下でのCXを目指す。実践重視の主張は耳の痛い部分もあるが、説得力に富む。

 

-グローバルIT企業は雇用を生み出さない。

-L型産業は規模ではなく密度の経済性

-企業の成長の源泉は新陳代謝力。日本は致命的に劣る。