経済データ分析講座 - 通勤電車の図書室

疑問、仮設、統計データの検証により、日本経済の現状を解析する。アベノミクスの効果により企業業績の向上はまやかしで、売上は増えておらず、原油価格の低下と人件費の抑制によるところが多い。特に後者は零細のサービス業からのシフトと思われる。非正規での雇用でコストを抑えている。結局消費に結びつかず、金融緩和も意味が無い。唯一の解決策はアメリカのような産業の高次化。大学の教育から変更が必要で、特効薬は無い。法人税の増税により内部留保の転用が一つの方策。豊富なデータで説得力は十分。