拝啓人事部長殿

著者は新卒でトヨタ人事部に入社、その後サイボウズへ転職。全く異なる風土での経験から、トヨタの人事部長宛ての手紙の形で、未来の人事政策を提言する。中盤は先進12社の取材を含む。デジタルネイティブの世代としてはネット空間のような会社組織が理想。個人の特性が尊重され、一人一人の理想の実現を目指す。そのためには情報の民主化と社会全体の意識の改革が必要。青臭い部分もあるが、時代を反映した提案で方向性はあっていると思う。

 

-心配を信頼に変える

-関係構築には「信頼貯金」が必要

-会社の理想実現と社員の幸せの両立