自衛隊最高幹部が語る台湾有事

台湾有事を想定したシュミレーション結果と、その結果を受けて元幕僚長の座談会。中国の攻勢はサイバー空間を初めとするグレーゾーンから開始され、尖閣先島諸島も攻撃対象となり、自衛隊は2方面作戦を強いられる。もう一つの課題が住民の避難。中国在留邦人の保護はほぼ絶望的。国交のない台湾との事前協議も大きな課題。現場からはかなり強硬な提案がなされているが、政治的には許されないだろう。近未来に想定される難局。考えさせられる1冊。

 

-ロシアは番長になりたい。中国は学級委員。他の評判を気にする。