失敗は密の味

中小企業コンサルのカリスマである著者が自らの経験を通して、有効な失敗を奨める。時に期待の部下には自ら発案させ失敗を経験させることで成長を促す。経営する企業では信証必罰の人事システムを構築。更迭も日常茶飯事だが敗者復活の道筋もつける。自らの権威を確立するため、社長就任後一年は新規の事業に手をつけないなど意外とせこい実践的なテクニックも披露。内容的には面白い一冊ではあったが、さほどの驚きは無い。社員側のインタビューは360度評価の裏付けとなっている。

小山昇の失敗は蜜の味 デキる社長の失敗術

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