過労社員の自殺をきっかけに、ブラック企業批判で炎上し経営危機に陥ったワタミ。実際の経緯を解析することで、一般企業の持つリスクを開設する。原因をつきつめると渡邊氏の強力なリーダーシップといい人集団の従業員に甘えすぎ、やるべき対応を怠ったこと。カリスマの理想論と現場の意識の乖離はあらわ。日本の企業は誰もが社長になれる平等性があるが、これは建前。業界によりリスク度は違うが、経営への影響を考え、ことにあたっては迅速に対応することが必要。人事システムの整備は言うまでもない。
- 作者: 新田龍
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/09/08
- メディア: 単行本
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