地方消滅と全国的に衰退が報じられる中で、唯一活気にあふれた北陸3県の成功例をデータを駆使して分析する。富山市のスモールシティと鯖江のメガネ産業。最終的には教育の力と断じる。かなり衝撃的な内容。国民が知らなすぎるのも事実。図表を多く使いわかりやすく解説。好著である。
- 2025年には高齢者が人口の半分。2100年には明治維新の3700万となる。
- 「底つき体験」アルコール依存症のようにどん底を見て再生が始まる。
- 成長期を終えた日本の役割は世界のメンター。
- 地域を発展させるスタイルは「ラウンドアバウト」=ロータリー式の交差点。
- 「エコノミックガーデニング」(産業を育てる)vs「エコノミックハンティング」(企業誘致)
- 1998年が転換点。名目GDPはピーク。企業は内部留保経営。人件費伸びず、自殺者急増
- 作者: 藤吉雅春
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/04/21
- メディア: 単行本
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