阪神

野球短歌

阪神ファンの著者が、突然思い立ち、2022年のシーズン全試合を短歌で詠む。開幕9連敗から奇跡の復活をし、CSまで進出した激動のシーズン。試合終了後5分を目途に吟じるとのことで、臨場感とファン心理がよく出ている。選手の実名も多く出て来て実に愉…

栄光のバックホーム

将来を嘱望されながら、脳腫瘍で現役を引退。引退試合での「奇跡のバックホーム」で周囲を驚かせた阪神の横田慎太郎。本書はその驚きの人生を母親への取材から描いたノンフィクション。名門鹿実のエースで4番。プロ選手だった父親譲りの才能に加え、若いころ…

森保一の決める技法

日本代表監督として多くの実績を残す森保氏のリーダーシップの源泉を探る。選手としてはエリートでなく、オフトに見出された。視野の広さと献身的な守備でボランチをこなす。選手としてドーハの悲劇を経験。その指導力のベースは人間力。誰にでも誠心誠意向…

明日、野球やめます

現役を引退した著者が、野球と人生への思いを語る。常に冷静でどちらかと言えば不愛想なキャラは、外部との関係を遮断する意図によるもの。強い意志と計画性のなせる業。生活面からすべて緻密に計画され、ストイックでスマート。鉄人と呼ばれたが阪神退団、…

奇跡のバックホーム

阪神期待の大型外野手だった著者の闘病記。入団3年目にして開幕スタメンを掴み取る。恵まれた才能はもちろんだが、誰にも負けぬ練習の虫。開花を目前に脳腫瘍に侵される。手術と抗がん剤治療で、病には勝ったが視力が戻らず引退を余儀なくされる。奇跡は引…

逆境を楽しむ力

著者は常勝集団帝京大ラクビー部を率いる。強さの秘訣は一言で言えば選手の自主性を育んだこと。体育会式のピラミッド組織は全否定。フラットな逆ピラミッド組織を作り上げたが、Z世代に合わせて微修正。低迷期を克服する。勉強家で最新の組織論や心理学を取…

虎一筋必死のパッチの19年

今年引退した著者の自伝。長距離バッターとして入団したが、限界を感じ短くバットを持つ独特の打法で開眼。ユーティリティプレーヤーとしてのレギュラーを獲得。打順も守備もどこでもこなす。相手の押さえから四球を選ぶことも大きな誇り。意外と理論的で将…

そらそうよ

阪神、オリックスで選手と監督の両方を勤めた経験をまとめた一冊。監督時代のチーム成績としては阪神では優勝を含め良好であったが、オリックスではふるわず最後は解雇。その差は現場とフロントの一体感にあるとする。野村、星野の改革で阪神の体質は改善さ…

なぜ阪神はなぜ字回復したのか。

2013年の快進撃を解説。藤浪効果による投手力の整備と、西岡効果による得点力のアップが功をそうした。シーズン途中の著作だが、失速は予測。根本的な問題は生え抜きの主力が育っていないこと。オリックスで苦労したようで愚痴も多い。次期監督には矢野…

なぜ阪神は勝てないのか

江夏と岡田、ともに阪神を愛するOB二人の共著。対談を中心に構成される。2009年のシーズン中の著作なので真弓監督への批判が多くなるのは仕方がない。指揮官として主力選手への気配りが足りないのではないかとのこと。時として起用は冷酷であることはやむを…

頑固力

岡田監督が、自らの野球理念を語る。1−0で勝つのが理想とし計算できる守りの野球を実践した。阪神生え抜きには珍しい確固とした理論派。その一方で個人の記録を思いやる暖かい人間性も見せる。これなら下はついてくるだろう。現役時代の掛布、コーチ時代の…

ああ阪神タイガース

智将野村が屈辱の3年間を振り返る。阪神低迷の根源は選手をあまやかすファンとマスコミ、一貫性のないフロントにあるとする。在任中に残せたものは編成部の改革。次の星野が人脈と政治力を活かして積極的な強化に繋げた。中心のない組織は機能しないとし、…

7-9ヤクルト

0-7から一発攻勢での逆転劇。めったにあることではない。前節最終戦で完封負けしていたので、いやな気分のスタートだったが見事に払拭した。桧山様に感謝。経験豊かなベテランが代打でいてくれるのは心強い限りである。24の左の代打と言えば遠井大先生だが…

連敗

オリックスに連敗したよう。2試合で1点ではどうしようもない。本当に調子があがらないね。

福岡

ソフトバンクに1勝1敗。交流戦のスタートとすればまあ良しとせねばなるまい。それにしても点がとれないね。これで下柳がすこし乗ってくれれば。

対広島3連敗。

実は秘かに恐れていたが3連敗に終わった。4連勝の価値を吹っ飛ばす最悪の結果。打線が3戦で5点ではあかん。これは今年はほんまに駄目かも知れないね。

G戦大敗 3−10

惨敗です。唯一の勝機は1−3と追い上げた4回。なお1死1,3塁で福原に代打を送らなかったこと。まあ中継ぎ陣を考えると頷けないことはないが、今の打線を考えると勝負に出てもよかったのでは。結果論ではなく。