古代中国の24時間

秦漢の時代。中国人の生活を一日24時間を追う形で記述。脚注にまとめられているが膨大な資料からの抽出。現代の視点から見て変わった点と意外と変わらない点がある。個人的には後者の方が多い。皇帝の絶対権力、男女の格差はさすがにどうしようもないが、日々の営みは人間の本質。タイトルから時間感の話かと思ったのはこちらの勝手な誤解。まあ普通の歴史教養本。