不安な時代に踏み出すためのだったらこうしてみたら

著者は北海道で先端の電機会社を経営する傍ら、子供たちの教育問題に正面から取り組む。その餅ネーションは、既存の教育制度の反発し、自分で道を切り開いた経験による。本書は子供たちからの悩み相談に答える形で、今後の社会に適する生き方を提案する。重要なのは詰め込み型の受験教育ではなく自ら考える力。つらくても積極的に発信することで仲間を広げること。同調圧力に負けぬ勇気。語り掛ける口調はやさしく比喩も豊富で説得力に富む。非常に賛同できる内容。活動に注目したい。

 

-子供がふたりいたらどっちも大事。複数の選択肢を持つこと

-知識も経験も過去のものでそれだけでは進化しない

-責任の取り方は失敗の再発を防ぎ生き延びること

-哺乳類は自らの遺伝子を半分にして、子孫を残す。=他人と違うことの価値