歩き続ければ大丈夫

著者はケニアナッツカンパニーの創業者。アフリカの大地に魅せられ現地に溶け込んだ起業を成功させる。小規模からスタートし現地の雇用拡大を優先させる。ビジネスと社会貢献の両面で大成功した後に現地人に経営を任せる引き際も見事。現在はルワンダで微生物を使ったバイオ事業に取り組む。ともかくポジティブで失敗を恐れぬ人生観。厳しい環境で実務をこなした人の言葉には重みがある。これが2冊目の著書で若者向けのメーッセージになっているが経営書としてもあたりの1冊。

  • 必死にならない、夢中でやる
  • 良いリーダーはゴールキーパー。普段は声のみ。出番はピンチの時だけ。
  • 苦労と試練は似て非なるモノ。人生で向き合うべきは試練。
  • 大切なのは理解でなく共感