自民党若手のホープの著書。政権交代前に書かれているが、きっての国際派として閉塞感のある日本社会への処方箋を示す。日米同盟を軸に小さな政府でグローバル化による成長路線を提唱。論旨は明快で説得力はある。自慢話が多いのが鼻につくが政治家である以上仕方ないところか。自民党のしがらみの中で政局に左右されることなくどこまで主張を実現できるか。今後の活動に注目したい。
- 日本は唯一のウラン濃縮と再処理を認められている非核兵器国。
- 日本は世界第6位の排他的経済水域を有する。
- グローバル化のキーはオーストラリアとカナダ。価値観の共有が容易。
- アジアの戦略的パートナーはフィリピン。親米。
- バングラの人口1.4億は潜在的な可能性
- 作者: 西村康稔
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2012/12/11
- メディア: 単行本
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