2016-12-27 イモータル 書評 ゾロアスター教の経典である「智慧の書」を巡る物語。現代日本、革命前後のフランス。ムガール帝国のインドと時空を超えて旅をする。それぞれの時代、場所で真理を求める人々が原典を訳し、学ぼうとする。現世では評価されず。個人的には不幸な最期を迎える。智慧の書の内容については明かされず、それを追い求める探求心が主題。楽しめたが中途半端な読後感ではある。イモータル (中公文庫)作者: 萩耿介出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2014/11/21メディア: 文庫この商品を含むブログを見る