五感経営

著者は産廃業者の2代目。ゴミ屋の娘と呼ばれながら育つ。やんちゃな時代を経て30歳で社長を引き継ぐ。時は所沢のダイオキシン問題で厳しい時代。逆転の発想で焼却炉を停止。多額の投資で設備を室内化。再生率を上げ利益の出るビジネスモデルを確立する。周辺の里山を整備し今では見学者が絶えない。レベルの高くない社員に根気よく教育を続け、自ら考える組織、風土に。ささえたのは情熱と負けん気。目指すのは目先の利益でなく業界の地位向上と社会貢献。すばらしいの一語。文句なしのA評価。

  • 組織は動かすものではなく、自ら動く。
  • 主役は社員。社長は舞台監督

五感経営 産廃会社の娘、逆転を語る

五感経営 産廃会社の娘、逆転を語る