孤独の果てに犬が教えてくれた大切なこと

主人公は退職した刑事。事件で息子を亡くし、現在はキャンプカー暮らし。近所の子供相手に移動図書館を運営する。彼の周囲に犬を媒介した事件が発生、解決していく。登場人物はそれぞれ事情を抱えながらもすべて良い人で、ほのぼの系のメルヘン。どんなに不幸でも前向きにいきることが大切というメッセージ。「猫」版の続編だがあまり印象に無い。気楽に読めたのが収穫。甘めのB評価。