2014-06-29 ターミナルタウン 書評 鉄道SFモノ。かっての鉄道城下町が通過駅となり寂れる。町は東西に分かれ対立。複雑な政治情勢が背景にあるが、これは日本の戦後史の変形。外から目的を持って来た若者が触媒になり、謎解きと変革に臨む。種から育てる隧道や目に見えないタワーなど斬新な設定は面白いが、あまり後には残らない。B評価の下の方。ターミナルタウン作者: 三崎亜記出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/01/15メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見る