伊賀忍者の末裔であり、神社の跡取り息子である主人公が、現代の殺人事件と歴史ミステリーの2重の謎に挑む。長大なシリーズの第一作で今回は失われた蘇我氏の文書が焦点。聖徳太子は実在せず、複数の人間をモデルに作り上げた偶像でさらに進めると蘇我氏3代の集合体ではないかとする新説。こちらは興味があるが、現代版の方はやや無理がある。続編は読まないでしょう。
- 作者: 高田崇史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/01/17
- メディア: 文庫
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