三陸海岸を貫く国道45号線。震災直後からその復旧にまさに命をかけた男達。国道管理事務所の職員と請負業者。官制の作戦ではなく、自発的に瓦礫の除去に取りかかる。被災者達を救うのは自分たちが通す道路だとの強い思い。残念ながら地名はよくわからず、どこでも同じような経緯であり、ノンフィクションとして整理されているとは言えないが、それだけ同時発生的に男達が立ち上がったということだろう。日頃何かと評判の悪い土建業界に拍手。
- これはもう仕事ではねえ。人としてやんなきゃなんねえことなんだ。
- リエゾンオフィサーは闇屋の親父。何でも言って欲しい
- 作者: 稲泉連
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/03
- メディア: 単行本
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