危機に臨む理想のリーダーを歴史から考察する。鳩山、管の両首相を徹底的に批判した後に、保科正俊、吉田松陰、山口多聞を理想像として賞賛する。キーは副題にあるように大局観と胆力。教育論としては文武両道を推奨。机上の空論でなく、実行力の伴うリーダーが待望される。歴史に学ぶことも重要だが、自分の行動にいかに結びつけるかは各人の課題。
- いにしへの道を聞きても唱えても我が行ひにせずば甲斐無し (島津忠良)
- 作者: 山内昌之
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/10/01
- メディア: 単行本
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