ゴーギャン展

フレックスで15時退社。竹橋へ開催中のゴーギャン展を観に行く。出品数は意外と少なく、しかも半数が版画であったが、内容は極めて充実していた。年代順に並んでいたが、初期の頃は印象派のような色彩あふれた作品がある。これは新鮮な驚き。その中にも超然とした画面構成は試されており興味深い。タヒチに渡ってからは知られたように独自の宗教観に満ちた画風となる。集大成である大作が今回の目玉。ボストン美術館の収蔵品が良い。日本人好みなのか国内の美術館からの出品も多い。常設展にまわったが名品が多い。考えてみると独身時代以来20年ぶりくらいの訪問。

http://www.gauguin2009.jp/