フィラデルフィア美術館展

フレックッスで退社し、夕方東京都美術館へ。会期も残り少なく金曜日ということで混雑覚悟であったが案外空いていてゆっくり観賞できた。いきなりコローの人物画に圧倒される。大好きな印象派からキュビズム、エコールドパリと大家の作品がならび、非常に濃度の濃い展覧会であった。考えてみたらアメリカの建国が印象派の誕生と時期的には一致しているわけで、収蔵品に中世の宗教画がないのは当たり前か。16時の飛び込みであったので、閉館まで一時間しかなく、舞い戻りができずやや不満。都美術館は金曜日の延長がないのがつらいな。これで秋の大物美術展はなんとか踏破。

名作揃いだがお気に入りは

  • 泉のそばのジプシー娘  コロー
  • 三人の音楽師      ピカソ
  • 青いドレスの女     マチス
  • チャスプレーヤーの肖像 デュシャン
  • 占い師の報酬      キリコ
  • ベンデルの春のセール  ステットハイマー

絵はがきは今日も混雑で買えず。150円に負けたわけではない。