古代ローマ帝国の遺産展

金曜の午後フレックス早退して。閉幕間近なので覚悟していたが意外と空いていてゆっくり鑑賞。呼び物は大理石の彫刻群とボンベイ出土のフレスコ画。彫刻は理想的な人間美の造形。フレスコの主題は神話が主だがはその柔らかい色彩が魅力的。この二つの間をつないでいたブロンズ製の工芸品も、装飾性が高く、昔の映画でローマ貴族が使っていたような逸品。いずれも帝国の豊かさ、栄華が偲ばれる。やや出品数は物足りないが、ゆくまとまった展示で満足。余談だが新装なった常設展も広々した空間で好感。

http://roma2009.jp/index.html