それでも普通の会社員はいちばん強い

生産性が低い批判される日本のサラリーマン。AI時代の失業、キャリアパス問題視されるが、著者はこれまでの人事コンサルの経験から、従来の人事システムは一定の効果があると評価する。新人時代から複数の職種を経験し、無形の能力資産または普通の感覚を獲得している。特にラインの課長は組織管理のプロであると賞賛。安易に転職、起業するのでなく自らの価値を十分吟味し、キャリアデザイン考慮すべきと力説。データ、他書籍の引用も多く、読みやすいが今一つロジックがしっくりこない読後感。

 

-職業選択は自由、恐怖、欲望のプロット

-安定と従属(会社)か変動と独立(個人)

-日本人には地味に頑張れる能力がある