地球行商人

味の素の営業部隊。アジアやアフリカでのどぶ板営業を描く。有名大学出身のエリートが徹底した現地化。小袋での販売で拡販に貢献する。文化の違いや社員の不正、自殺。時には強盗や革命など生命の危険にも遭遇する。評価関数は売り上げでは無く、インボイスの枚数。地道な信頼関係の構築がやがて実を結ぶ。500頁弱の大作。小説仕立てで読みやすいが、ややバラエティに欠けるか。