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エリート弁護士が過去の失意により都落ちし、三重伊勢市の弱小事務所で民事を担当する。正義感に燃える若手女性弁護士の熱意に負けて、強盗殺人の刑事事件を手助けすることに、一度は最終弁論で被告人に裏切られたものの、再調査で新たな事実をつかみ真実を明らかにする。背景には負け組のニート問題を据えるが、掘り下げや展開ともにもう一つ。破天荒な検事の存在もあり、シリーズ化するであろうと思われるが、評価は微妙。

ボーダー - 負け弁・深町代言 (中公文庫)

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