笑って人類

近未来SF大作。世界の大国とテロ組織の平和会議当日に、テロ組織の代表が自爆テロを敢行。残されたうら若き女性補佐官と日本の能無し首相があきらめず平和条約の締結に挑む。終盤にかけ、過去の謀略や経緯さらにはどんでん返しが明らかになってくる。未来の主役である子供たちのための弛まぬ努力が主題。最後に条約の案文が示される。これが言いたかったのかな。超大作だが盛り込みすぎ、繰り返しも多く時間を要した。評価は厳しめにC。著者の知名度に騙された感はある。