日中の諜報合戦。互いに組織間の権力争い有り。戦争時の秘密ありで盛りだくさんの大作だが、正直言って人間関係が錯綜しすぎて読みづらい。後半の潜水艦による救出作戦でようやくスピード感が出てきた。念密な調査と詳細な記述で重厚な作品に仕上がっているが、娯楽作として期待した私には欲張りすぎの印象が強い。正月から辛めの評価となった。
- 作者: 麻生幾
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2001/08
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
- 作者: 麻生幾
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2001/08
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (4件) を見る