日本のリーダー達へ

JR東海社長である著者の私の履歴書。月間の連載であり、自らの来し方を簡潔に記す。教育者の家系に生まれ、幼いころから論語や古典をたたきこまれる。大学時代は毎日4時間の読書で、古今東西の歴史に精通。圧倒的な教養が決断のベースとなる。JR分割、組合との死闘については詳しく書かない。引退後は青年の教育に情熱を燃やす。イートン校が理想。コラムや追悼文を加えて構成。私企業にとどまらず国家百年の計を常に頭に置く。理想を追い国士の名に恥じない剛直な人生。