第ニ開国

フィクション。舞台は著者の生まれ故郷の奄美大島。大型クルーズ船の寄港計画を巡り、島をニ分する騒ぎとなる。推進、反対の両派に加え中国系の関与を疑う公安も入り複雑な抗争。途中で目的が変わり大規模な難民受け入れを目的としていることが判明。主人公のスーパー従業員は初恋の女性と共に妨害工作を排除する。著者ならではの島言葉もふんだんに使い。なかなかの出来。コロナ騒ぎで単行本の出版が遅れたそうな。