2023-01-02 旅立ちの日に 書評 社会 生活 連作集。舞台は房総半島金谷港。フェリーの発着場を中心にさまざまな人間関係を描く。キーとなるのは桜を植え続ける謎のサクラさん。彼自身の物語も終盤に織り込まれる。ステレオタイプと言えばそれまでだが、人情味溢れ、安心して読めるほのぼの癒し系。休み中には良いチョイスかな。 旅立ちの日に (単行本) 作者:清水 晴木 中央公論新社 Amazon