ケミストリー世界史

人類の進化を、化学の面から俯瞰する。どちらかと言えば世界史概説の要素が強い。種々の語源をメインに、エピソードをちりばめているが如何せん網羅的で焦点を欠く。もう少しケミカルに集中して欲しかったが、プラスチックの歴史はこ20世紀に入ってからなので致し方無い部分はある。連休中に読破したが中盤は眠気を誘う。著者は予備校の化学講師で歴史好きとのこと。