中国が世界を牛耳る100の分野

2050年にはアメリカを抜き世界の最強国になる中国の分析。その強みを政治経済から学術、文化まで100に絞り、その対応策を提示する。人口と豊富な資源を原動力にスピード感を持った集中投資で他を寄せ付けない。日本は感情的な嫌悪感を払拭し、地政学的な恩恵を受ける必要がある。先端分野にしぼり技術開発と世界へのアピールが必要。中国寄りの記述が目立つが、意外と知られていない事実も多い。第3者的に冷静に見ていると解釈すべき。

 

-中国共産主義は時代に合わせて換骨奪胎を繰り返す。柔軟な対応。

-外交では国連主義。拒否権の使用実績は少ない。

-食料は生産が頭打ちで大量輸入に頼る。価格高騰が懸念。

-中国は水力発電大国。再生可能エネルギーも絶対量は多い。

-科学技術は大学間の徹底した競争と成果主義が牽引する。

-中国雑技団は海外へのソフトパワーアピールで重要