主張は、変化の激しい今後の世界を生き抜くために形而上の教養の重要性を述べる。取り上げた学域は社会学、経済学、数学、情報工学、哲学、歴史学の6分野。中でも哲学が目新しい。欲張りな網羅で掘り下げはやや浅いが、導入と割り切れば納得。キャッチーなタイトルの割には高尚で中身のある内容。
-資本利回りが経済成長率を上回る=投資の有効性
-MV=PT M:マネーサプライ。 Mを増やせばP価格が上がる
-観念論と唯物論
-サルトルの実在主義:積極的に社会に関与
-プラグマティズム=実践により真実に近づく
-アメリカの政体はローマ共和制を意識