2021-07-19 東京パンデミック 社会 書評 美術 自作の写真に、撮影意図や思いを綴ったエッセイを付す。主役は写真。ゴミ埋め立ての進む湾岸部の作品が多い。早朝の撮影で人は存在しない。テーマは墟。RuinはRunが語源で変わり行くことを示す。震災後の東北との比較は述べられるが、コロナやオリンピックはとは直接の関係なし。 東京 パンデミック: 写真がとらえた都市盛衰 (早稲田新書 5) 作者:山岸 剛 早稲田大学出版部 Amazon