2021-06-11 プロイセン王家12の物語 書評 歴史 海外 政治 ドイツプロイセン王家の盛衰を簡潔に紐解く。地方の豪族からプロセインを統一、さらにドイツ皇帝まで。各代に特徴はあるが名前がだぶるのであだ名で呼ばれる。歴史上評価が高いのは3代フリードリヒ2世(大王)と8代同三世(われらがフリッツ、老王)、後者は鉄血宰相ビスマルクとのコンビが有名。家風は質実剛健。勤勉な国民性で工業化、強国となっていく。イギリス王室とは姻戚関係。フランスとは対抗意識が強い。肖像画を題材に人物像と歴史を顧みる人気シリーズ。 名画で読み解く プロイセン王家12の物語 (光文社新書) 作者:中野 京子 光文社 Amazon