宿無し弘文

アップルのステーブ-ジョブスが師と仰ぐ日本人の禅僧。その評価は関係者間でも大きく分かれる。戒律に縛られない破戒僧、酒色に溺れ最後は娘と溺死する。その人間的魅力に欧米人の信奉者は多い。作者の結論はキリスト教社会で禅に救いを求める者は複雑な事情を抱える者たちであり、その救済のために彼は自ら地獄に飛び込んだ。慈悲の心は人種や宗派を超えて共通。美化されたところはあるだろうが、豪快な人生。その存在を知られたことが重要と思う。

 

-流されたのではなく自ら流れた

-禅とは掃き清めること

 

 

 

-