リーチ先生

英国人でありながら、日本の陶芸に魅入られ、その創作と芸術性の発展に貢献したバーナード.リーチ。その助手として彼をささえる青年が主人公。白樺派との交遊。自分の窯での製作。さらに英国へ渡り工房の設立、彼の目を通してリーチの生涯を描く。陶器を芸術の域まで高める軌跡。淡い恋愛も絡めて重厚な物語を展開。期待通り感動させて頂いた。新田次郎賞受賞作。正月休みに読破。やや甘めのA評価。

 

 

リーチ先生 (集英社文庫)

リーチ先生 (集英社文庫)