世界地図を読み直す

著者は学際から、国連大使、JICA理事長を歴任、日本外交の重責を負う。主としてJICAから各国を訪問。日頃縁遠い国々の実情を紹介する。現地での活動を視察し今後の日本の取るべき道を考察する。結論は西洋と異なる独自に歴史に基づき、その近代化と途上国への協力から信頼を得ていくべきとする。特に必要とされるのは初等教育。最後に中曽根史観を評価するなど右寄りではあるが、主張はよく理解できる。バックとなるのは軍事力と経済力。中国の影はどこでも顕著だが、異なる価値観で挑むべき。

 

-重要なのはエジプト、イラン、トルコ、

-インド、ブラジルは将来の民主主義の盟主

 

 

世界地図を読み直す:協力と均衡の地政学 (新潮選書)

世界地図を読み直す:協力と均衡の地政学 (新潮選書)

 

 

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