タイトルは限界集落からの拡張。人口減少により日本は早晩に社会が瓦解すると警告。遅きに失しているがアジアからの移民受け入れに舵を切るべきと主張。コントロールされた製作で優秀な移民を招き、日本社会との同化を図る。日本人はもともと柔軟でフレンドリーなので、政府が決断すれば社会への浸透は早いとする。均質化が強みだった時代は終わり、国内でのグローバル化を目指す。長年この分野に尽力した著者の主張には説得力がある。好著。
- 作者: 毛受敏浩
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2017/06/13
- メディア: 新書
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