閉塞感に満ち先の見えない日本を現況を解析。将来への改革案を提示する。戦後の偉大な成功体験を捨て去り、新たな価値観を導入する必要があると主張。人口減少はむしろ歓迎し、安全、安心を中心とした価値から新たな産業を産むべし。技術と発想を常に進化する努力により、他に先んじるしか生き残る道は無い。繰り替えされた議論であるが著者にかかると説得力はある。
- 中国は日本の10倍の人口を支える必要がある。進出策はその焦りの現れ。
- 電動自転車を2台並べれば、電動自動車になる。
- モノの世界の前に価値の世界がある。
技術大国幻想の終わり これが日本の生きる道 (講談社現代新書)
- 作者: 畑村洋太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/06/18
- メディア: 新書
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