未来の地図帳

人口動向から日本の未来を予測する。これが第3弾。各地区、都市の予測を詳細に説明。全国的に出生率が下がり、自然減となるなかで、東京は辛うじて増加傾向だが、やがて供給元が疲弊するので、地方都市、大都市の順で減少が加速する。驚くべき数字がならぶが、関西は特に悲惨な状況となる。各都市では中心部に人口が集中し、逆ドーナツ化が起こる。もはや人口減は不可避なので、それを受け入れ対策を講ずるべき、具体的には機能を集中させた「王国」を設ける。ショッピングセンターや道の駅がその候補になる。傾聴に値する。細かい数字の羅列が多く、やや退屈な部分が多い。