支那そば館の謎

京都風情ミステリー集。かっては名を馳せた怪盗であった主人公が、嵐山の寺男として事件の解決にあたる。謎解き自体はたいしたことはなく、料理や季節の移り変わり、仲間とのたわいない会話を楽しむ趣向。タイトルと作者から期待を高めていた私としてはやや拍子抜けに軽い内容。

支那そば館の謎 裏京都ミステリー (光文社文庫)

支那そば館の謎 裏京都ミステリー (光文社文庫)