カリスマ映画監督により久々の邦画大作の撮影がスタート。気心の知れた家族のようなスタッフが招集される。資金の関係で制作委員会方式。筆頭のテレビ局は金も出すが口も出す。やがてそれが軋轢となり事件が起こる。一応ミステリー仕立てだが、主題は映画の制作現場の緊張感にある。タレント上がりの主役もやがて熱気に感化され一皮むけていく。なかなかの秀作。一気に読破。
- 作者: 中山七里
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2015/02/10
- メディア: 文庫
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カリスマ映画監督により久々の邦画大作の撮影がスタート。気心の知れた家族のようなスタッフが招集される。資金の関係で制作委員会方式。筆頭のテレビ局は金も出すが口も出す。やがてそれが軋轢となり事件が起こる。一応ミステリー仕立てだが、主題は映画の制作現場の緊張感にある。タレント上がりの主役もやがて熱気に感化され一皮むけていく。なかなかの秀作。一気に読破。